私は大学生だった頃、20歳になったその月に株式口座を開設して株を始めました。
動機はなんだか面白そうだったことと、アルバイトをしなくてもお小遣い稼ぎができたらいいな、
と考えたからです。

本屋さんで株の本を何冊か買って、一応の知識を得た後、
今までこつこつ貯めていたお小遣いやお年玉、計20万円を元手に株の世界に足を踏み入れました。

基本的にはデイトレードをしようと考えていました。
買っては売り、を繰り返し、少しずつお金を増やそうという魂胆です。


ですが、資金は全くと言っていいほど増えませんでした。


むしろ、徐々に目減りする毎日です。
大きかったのは売買手数料です。

 

資金が20万円しかないにも関わらず、当時手数料が500円近くかかっていました。

さらに利益が出れば税金も引かれます。
仮に1日で1000円勝っても、手元に残る利益は半分ほどになってしまいます。

けれど、負ければ負けた分だけ資金は減るわけですから、これでは儲かりません。

しかも、私の性格上、株価が下がっても上がるかもしれないと期待し損失を拡げ、
株価が上がった時には嬉しくなって薄利で手放すというダメっぷりでした。

 

それでも毎日売買を続けていましたが、
結局、株を始めてから半年も経たないうちに私は株の世界から退場することになります。

懸命に調べた末に見つけたとある株に口座に入っていた資金全てを注ぎ込んだのですが、
その会社があっけなく潰れてしまったのです。

 

結果、私はその株を1円で売ることになりました。

 

完膚無きまでの敗北に清々しさえ感じ、なんの未練もなく私は株の世界とお別れしたというわけです。
多分、色んな意味で向いていなかったんだと思います。